うめきたたみ株式会社日本の生活文化の知恵、それが畳です。

畳について 畳の豆知識

畳の掃除方法

乾拭きと濡れ雑巾掛け どっち?

基本的に、畳は乾拭きをしてください。極度の汚れの場合のみ固く絞った雑巾で濡雑巾掛けをしてください。

乾拭き 新畳(表替)の納入使用直後のみ乾拭きをして白い粉(染土)をふき取ります。その時、タオルのようなパイル地のもので拭き残しがないように丁寧に拭いてください。
濡雑巾 極度の汚れの場合のみ。固く絞った雑巾で畳の目に沿って拭きます。水がたれ落ちないようしっかり搾った雑巾を使用してください。(脱水機で搾った雑巾が一番いいです)水分が多いと、カビが発生しやすくなります。
お湯を使った場合は畳表の渇きが早くなります。

電気掃除機の場合

電気掃除機を強くかけると畳表を傷め易いので、畳の目に沿って軽くふれる感じでゆっくりとかけてください。また、ホコリや毛髪がたまらぬよう、毎日欠かさず掃除するようお勧めします。

乾拭きと濡れ雑巾掛け どっち?

畳は湿気が禁物です。畳を長持ちさせるためにもカビ、ダニの発生を防ぐためにも年に2回程度の畳干しをしたいものです。春と秋のよく晴れた日、畳を干す場所のない場合は畳を上げビールびんやジュース缶などを置き、風を通すだけでも効果があります。
直射日光を当てすぎると畳が傷み、日焼けが強くなりますので気をつけてください。

アドバイス

●畳は呼吸しています。畳の上にジュウタン、カーペットの重ね敷きをしないでください。
●2〜3日晴天が続いたときは窓を開放し室内に風を入れてください。
●加湿器の過剰使用も畳を湿気させます。
●室内で犬、猫などのペットを飼われますと、畳が傷むと同時にダニの発生源となります。
●食べこぼしをそのまま放置しないでください。
●ピアノや机のような脚のある重いものを置くと、畳表も畳床も傷みます。
●家具類を畳の上にびっしり敷き詰めると、風の通りが悪くなり畳が呼吸できなくなります。また、家具は壁から少し離しておくと家具の裏側にも風が通ります。除湿機やクーラーのドライで除湿すると室内のジメジメした空気がなくなり、カビやダニの問題が解消できます。

汚れの対処法

畳にカビが生えた時 消毒用アルコールを布に染み込ませ拭き取ってから風を通して乾燥させる。
畳にダニが発生した時 掃除機で数回吸い取り、風通しを良くする。その後できれば畳を上げて除湿機で乾燥するとダニの発生は止まる。
灯油・醤油をこぼした時 こぼした上に粉末の洗剤(クレンザー・塩・小麦粉・ベビーパウダー)を振り、充分に液体を吸い取らせてから掃除機で処理し、固く絞った布で何度も拭く。
インクをこぼした時 牛乳で湿らせてふき取る。
クレヨンが付いた時 クリームクレンザーをごく少量、乾いた布につけ拭き取る。
フェルトペンがついた時 油性のものはマニキュアの除光液で拭き取る。水性のものはクリームクレンザーで拭き取る。
焼け焦げを作った時<応急処置> 黒くこげたところをタワシ等で軽く取り、瞬間接着剤を抽入する。
家具の跡がついた時 窪んだところに霧吹きをして、濡れタオルを当ててアイロンをかける。
日焼けを少し消したい時 中性洗剤で固く絞った雑巾掛けをしてから、酢を混ぜたお湯で拭く。

畳の名称・サイズ

畳の名称

呼び名 1枚の畳の大きさ(長さ×幅) 地方
京間(本間) 6尺3寸×3尺1寸5分 京都を中心に関西地方
191cm×95.5cm
中京間 6尺×3尺 名古屋を中心に中京地方
182cm×91cm
江戸間 5尺8寸×2尺9寸 東京を中心に関東地方
176cm×88cm
団地サイズ 5尺6寸×2尺8寸 団地など
170cm×85cm
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