イグサは直径1.5mmくらいの細い草ですが、断面はスポンジ状になっています。またワラは中がストローのように空洞になっています。イグサもワラも弾力があることで、空気をたくさん含んで熱を遮断する働き(断熱効果)があります。
冬は、室内の温かい気温を外へ逃がさず、夏は、外気の高温の新入を防ぐ働きをします。
冬は、室内の温かい気温を外へ逃がさず、夏は、外気の高温の新入を防ぐ働きをします。
畳床(たたみどこ)はワラを縦横に配し、40cmくらい積みとげたものを5cmほどに圧縮してつくられるため、畳には弾力が生まれ吸音効果があり、振動をやわらげます。
隣や真上の部屋等がフローリングだとこちらに音が響きますが、畳だと音を吸収して響きません。またテレビ・ステレオなどの音響製品の音も畳だと和らげてくれます。
現在は、ワラを全く使用しない畳床(建材床)が普及品において主流になりつつありますが、ワラ床と効果は変わりありません。
隣や真上の部屋等がフローリングだとこちらに音が響きますが、畳だと音を吸収して響きません。またテレビ・ステレオなどの音響製品の音も畳だと和らげてくれます。
現在は、ワラを全く使用しない畳床(建材床)が普及品において主流になりつつありますが、ワラ床と効果は変わりありません。
畳表(たたみおもては、二酸化窒素ガスを吸着する作用があり、何らかの科学的な効果によって二酸化窒素ガスを除去し、畳が知らずのうちに室内の環境浄化に役立っています。
また、畳の部屋はイ草がかもしだす香りで、疲れた体を癒し、心を静めてくれます。まるで森林浴をしているような効果を与えてくれます。
また、畳の部屋はイ草がかもしだす香りで、疲れた体を癒し、心を静めてくれます。まるで森林浴をしているような効果を与えてくれます。
梅雨時などの湿気の多い季節は水分を吸収し、逆に室内が乾燥してくると蓄えた適度な水分を放出するというエアコン作用を備えています。
しかし、その畳も古くなると、吸湿効果を失います。時には畳に風を通すことが必要です。